楚
楚々さん (8a4ye9pw)2022/4/3 19:12 (No.396319)削除《 芸名 》“ カーミラ ”
《 本名 》黒瀬 美蘭 / Kurose Mira
《 属性 》攻
《 年齢 》27歳
《 UNIT 》v.e.n.o.m
《 部屋番号 》401号室
《 人柄 》
アイドルとして活動する間は、常に『カーミラ』という強烈なキャラクター性に準じた振る舞いを演じるよう徹底している。
『カーミラ』は日頃怠惰でありながら、美に対しては抜け目が無く、己の美貌を何よりも一番に誇っている。それは他者が崇めるのが当然であるもので、『カーミラ』は他者の献身に相応の返礼を与える事に矜持を抱いている。悪魔が対価を得て願いを叶えるように、『カーミラ』は身を削る程の献身に微笑みを返し、手を振り返し、博愛を振り撒くように出来ているのだ。
___ と、細かく設定され尽くしたと見える『カーミラ』像を守る為、役者を演じる事に対し黒瀬は抜け目が無い。怠惰な『カーミラ』とは対照的に、当人は己にストイックで甘えを許さず、己の美ではなく行動や功績にプライドを抱きがち。また『カーミラ』が美しいものをこよなく愛するのに対し、黒瀬は プライベートでは、可愛らしく愛嬌を振り撒くものに凄まじい執着を見せる性質があるが、それを身内以外に晒す事は決してない。
《 容貌 》
輪郭が全て黒で模れる女。時折纏う目が醒める様な差し色の緋色にはっとする、そんなスタイルを常々心掛けている様だ。
百八十糎の長躯は、高いヒールで より頭頂部が高まり 間近で見下ろされれば釣り上がった目元も含め、威圧感すら感じられるだろう。シルエットでは女性的な凹凸が見受けられるが、触れれば骨の感触がある程には痩けており、男性受けのある身体の肉付きはしていない事が分かる。それもそのはず、彼女はそもそも男に媚びを売るようなアイドルを演じていないからである。女性らしさの薄い体躯に対しての艶のあるスタイルは浮世離れした美貌を自然体で演出し、彼女の押し出す所謂“人外を思わせる程の美しさ”という奇妙な印象を後押ししている。
艶やかな漆黒の黒髪を結い上げ、巻き髪へとアレンジしている。それを濃い唐紅をした彼岸花の髪留めで抑えている、と言う姿が彼女にとってのオーソドックス。その他、腰にまで迫るほどの長髪を持て余す事無く、様々に変貌するスタイルを魅せ付ける。
見る者にきつい印象を与える瞳の眼元には艶黒子が浮かび、その他鎖骨や胸元、手首等、セクシーという路線を後押しするような、印象強い箇所に黒子がポツリと浮かぶ。
《 備考 》
ユニットに所属し、晴れてアイドルとして活動を始めた当初、差し出された企画書に眼を通し 黒瀬は 正気かしら と眼を疑った。アイドルに対し一定のキャラ付けがあるのは定石だと認識はあったが、それにしたって『カーミラ』という女は完成されすぎだろう。黒瀬とは全くもって別人ではないか。
とはいえアイドルとは偶像と呼ぶもの ___ ファンに愛されるのはその人物の本質ではなく、いつでも必ず表面上の可愛らしい側面だけなのだ。それに『カーミラ』というのはカワイイだけを押し出したアイドル像ではなく、美に対し異様な執着を示し、ファンには相応の献上が無ければ見向きさえしないつれない女だ。尖ったダークヒロインという言葉がふさわしい、アイドルにしては珍しい“設定”だと思い、黒瀬はこれを承諾した。
黒瀬美蘭は将来的に女優業を志しているからだ。実質、黒瀬は歌やダンスにも勿論ポテンシャルはあったが、“役に演じる”事に一際傾いている。故に強烈なキャラ付けであろうと『カーミラ』を常日頃から演じ、痛いと叩かれようともファンの為これを覆す事は決して無かった。
『カーミラ』は彼女に敬愛を示すファンを“Sweety”と呼ぶ。彼女をこの上なく愛する人間の血は甘いから、とそういう理由らしい。そうした事を稀に洩らすので、ファンからは実は彼女は人外で途方も無い時間を生きているとか眉唾噺も流れているが、実際に眉唾である。
本当の彼女は可愛らしいものを愛で、ただ愛されるのではなく常に愛し、可愛いものをとにかく可愛がりたいという、『カーミラ』とは正反対の欲求を持つ。同ユニットのメンバーの前などでのみ、心底気を抜いたときだけ 稀に素を見せるが、日頃“設定”を崩さぬよう振る舞えるのは黒瀬のプロ根性とパッションからただ来るものがあるだろう。
……が、本能には抗えず、LOVE !Tやぴゅあらぶといったアイドルに対し 「可愛い」だの「布施をやった」だの、ファンである事が露見するような言葉を溢してしまうこともあるので、可愛いもの好きという“キャラ崩壊”はある程度バレている様子。
《 SV 》
「 アタシは “ v.e.n.o.m ” のカーミラ。これよりお前達の血は、アタシに陶酔し甘くなる。それを余さず喰ろうてやるから、来たる刻まで焦がれておくとよい。__ 月夜に迎えに往くぞ、Sweety. 」
「 どれほどの年月が流れようと、カーミラの美貌は失われやしない。故にお前達は憂う事無く、永遠にアタシの後ろ髪を追うとよいぞな。」
「 アタシの美しい貌と類い稀なスタイルで、Sweetyもスッカリ骨抜きであろ? 耳触りのよい歓声をいつも上げてくれるから、簡単に分かってしまうのよなあ。ほほ。」
「 天上の存在の 絢爛な翅に触れてみたい。撫でたら心地が良いのだろうな。唄でも聴かせてくれるやも知れん。たらふく愉しんだら引き千切って、噴き上がる断末魔の悲鳴すらこよなく愛していたいのよ。」
「 愛いなあ … 可愛い。民草に尊ばれるのも判るかんばせよ。コレが俗物に染まる快感を知らぬ者は哀れよな。」
「 __ 心から愛しているわ、大好きよ。SweetHeart. 」
「 あら。怒っているの? かわいいわ。… アタシを信じてくれないの、ねえ。かわいいSugar、拗ねないで … どうかコッチを向いて頂戴。あなたの可愛い色の瞳が見れないの、寂しいわ。」
「 かわいいわね … アタシ、貴方のどんな貌も好きよ。苦しみを我慢している貌もすき。」
《 関係 》
『Sweet Heart』 __ 遊様
純朴で崇高な精神を持ち、より高みを目指そうとする姿は高潔ですら在るような不可侵の無垢。穢れなき精神性を持つ純真な乙女。ソレをこの手で囲い、ずぶずぶに甘やかし 己無しでは在れぬ様にし、或いは徹底的に貶め、人間臭いモノに堕としたいと云う屈折した欲望を持つ。一度 付け狙われれば 足掻く事は困難であろうが、一途ではあるので 堕ちれば永遠に愛で慈しむ格別の存在となる。戯れに引っ掻いてしまうのは御愛嬌と云う事で。
その他、仲の良いお友達などイロイロ作りたいなと思っている所存デス。お誘い等ございましたら是非。諸手を上げて大喜びします。